2023/05/23 11:32

ラフロイグPXカスク熟成がようやく発売できて昨晩一人で祝杯をあげ(まだちょっと残っていますのでぜひご検討ください)、調子に乗って色々飲んでいるうちに酔っ払って寝てしまい、朝起きたら最後にグラスに注いだ短熟モートラックがグランケアンに残ったままなことに気づき、悩んだ挙句捨てるのも忍びないので午前中から飲んだら少し前に開けた短熟ハイプルーフにあるあるの時間の経過とともにいい感じで開いてきていて夜飲んだ時よりも美味く、昼前からご機嫌になってもっと飲みたい欲望と戦っている今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。


実は祝杯をあげたいことがもう一つありました。

「小規模事業者持続化補助金」という、売上拡大のために必要な経費を最大50万円まで補助してもらえる補助金の申請を、ようやく終えたのです。


この補助金、バーを経営されている方も当然申請することができます。


売上増やすために、バーの入口をリフォームしてLEDで明るくして看板を設置したい。
動線を改善したり席数を増やすために古いカウンターやテーブルを処分して店舗を改装したい。
Webサイトも作りたい。

だけどお金かかるし、もうちょっと儲かってから考えよう。

これって「バーあるある」だと思うのですが、こういう費用が最大50万円まで補助されます。

どうやって補助金を受けるのか、ですが、「この看板作ったらお客さんこれぐらい増えます」「店舗改装したら席数これだけ増えて売上これだけ増えます」など、これぐらいのコストかければこれぐらい売り上げ増えます、というストーリー(経営計画)を作って申請をし、そのストーリーが商工会や商工会議所で審査され、評価が高かった人から採択されて補助金を受け取れる、という仕組みになっています。

コロナの時の給付金などと違って、何にでも使えるお金を申請要件を満たしさえすればもらえる、というわけではありません。
例えば看板作るのに30万円かかるとすると、先に自分で30万円払った後で20万円の補助金を時間差で受け取るので、元手を最初に用意しておかなければなりません。

コマスピも申請が終わっただけなので、補助されるかどうかは審査次第でまだわかりません。
ですが、もし補助されることが決まれば、全国のバーの方にご挨拶に行く営業活動のための旅費や、耐震性を備えたボトル保管棚の設置費用の3分の2まで、最大50万円を補助金として受け取ることができます。

申請書づくりは、何度か東京商工会議所に足を運んで、経営計画の書き方を相談したりして、結構大変な作業でした。

ですが「来年の売上目標は今年よりxx%増のxxxx万円で、その目標を達成するにはxxxとxxxをやる必要がある」みたいな計画を作るのを、中小企業診断士のおじさんたちが親身になって手伝ってくれ、「こうやって書いた方が申請通りやすいですよ」とかタダで教えてくれるのです。タダです。(大事なことなので2度言いました)

売上を増やすために何をすべきなのか、自分の強みはなんなのかを改めて整理でき、中小企業診断士にプレゼンして第三者の立場からアドバイスをもらえる良い機会なので、最悪補助金もらえなくても意味はあると思います。

どのようにして申請したのかなどご興味あれば、関東のバーでしたらお邪魔してハイボール1杯おごっていただければお話しいたしますのでぜひお気軽にお声がけくださいませ。

こちらが小規模事業者持続化補助金のガイドブックになります、ご参考まで。
https://r3.jizokukahojokin.info/doc/r3i_guidebook_ver7.pdf